ユーロ崩壊のブラックスワン

改善されつつあるミシガン大学消費者信頼感指数

[10日 09:30 豪10月雇用統計(雇用者変化、失業率)]

オーストラリアの10月雇用統計・新規雇用者数は1万人増が市場予想となり、予想外の急増だった前回の2万400人増から減少すると思われます。前回の反動から新規雇用者数は減少すると考えており、失業率では5.3%が市場予想で前回の5.2%から悪化すると見込んでいます。

 

[10日 21:00 イングランド銀行(BOE)政策金利]

BOEの金融政策委員会(MPC)の市場予想は、政策金利を現行の0.50%に据え置きです。英国経済へのテコ入れのために前回のMPCでは資産買い入れ額を750億ポンド拡大し、買い入れ増額を2,750億ポンドとしています。一方で9月のインフレ率が前回の4.5%を大幅に上回り、5.2%に上昇していることから利下げに踏み切る可能性は低いでしょう。来年2月のインフレレポートの内容を確認するまで大幅な変更はないと思われます。

 

[10日 22:30 米9月貿易収支]

米国の9月貿易収支は460億ドルの赤字が市場予想となり、前回の456億ドルの赤字からわずかに拡大する見込みです。しかし、前回に続いて低水準に位置することに変わりはありません。輸出入ともに勢いは衰えており、世界的な貿易の停滞を裏付けることになるでしょう。

 

[11日 23:55 米11月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値]

米国の11月ミシガン大学消費者信頼感・速報値は61.5が市場予想で、前回の確報値60.9から僅かに上昇する見込みです。ミシガン大消費者景況感指数は過去数ヶ月間緩やかにではありますが改善を続けており、悪化を続けるコンファレンスボード消費者信頼感指数と対照的な結果となっています。しかし、欧州のソブリン債務・銀行危機を背景とする株式相場の下落が下押し要因になっている可能性も否定できませんが、米国のリセッション(景気後退)懸念が9月以降は少しづつ改善されつつあると思われます。